2007年01月21日

「仁義」





(^・x・^)y─┛~~~~


「仁義」

1970年  監督 J・ピエール・メルビル出演 アラン・ドロン イヴ・モンタン J・マリア・ヴォロンテ  フランソワ・ベリエ
 
 ●なんか、メルビルさんの映画って、男たちの『固い絆』とかが『暗〜い、すえたような色彩の映像で語られてて、痺れるわ〜♪』 

音楽の「ピアノで、ポン、ポン、ポン、ポン、ポ〜ン♪」ってとこもなんか、泣かせるわ〜♪。


(ストーリー)作品の冒頭、凶悪犯ボーゲルは護送中に列車から脱走する。




★マッティー警部(けっこう切れる方です)はボーゲルに脱走された。


ボーゲルは刑務所を出所したばかりのコレー(ドロンさん)の車のトランクにもぐり込む。

気付いたコレーは、車を人気のない空き地に停め、ボーゲルの出て来るのを待つ。


『知ってたのか??』(ボーゲル)

『ああ、一服いれさせようと、思ってな。』(コレー)

『俺の事を知ってるな??』

『ああ、ニュースになってるからな』(煙草とマッチを渡すコレー)

『・・・生きてまた会えたらいいな。』(再び、トランクに入るボーゲル)

まだ、検問を突破しなくてはならない。

機転で検問を突破した2人が、かつての「コレーの仲間」に停められるが、追っ手を殺し、いよいよ2人は『絆』で結ばれる。




★コレーはかつてのボスと分け前で揉めていた。






★追っ手を殺した2人


**************


??また「大きなヤマ」をやるのか???

 
ボーゲルに逃げられたマッティー警部は、クラブのオーナーで「黒社会」のサンティーを『懐柔しようと図る』。もちろん断られるが。

(サンティーさん、「オルフェの自殺した若者役の人」です。)





 
コレーとボーゲルは、ジャンセン(モンタンさん)を仲間に入れる。

ジャンセンは、元刑事で、射撃の名手、アル中の症状に悩む(とかげとか、蛇とか、クモとかもう禁断症状たいへん〜!)。

コレーは『古物商』を手配し、3人は宝石店を襲撃する。


警備システムを解除させるジャンセンさんの、ライフル射撃の腕に痺れます。

奪取した宝石がさばけず、結局大物のサンティーに頼るコレー。

サンティーは決して「裏切り」は出来ない人物だが、「息子が麻薬で逮捕され」・・。

やむなく警察との取り引きに応じるハメになった。
 

『古物商を装った警察の罠』に気付いたボーゲルは、取り引き現場に突入し「逃げろ!!」とコレーを逃がす。

ボーゲルも、取り引きを見守っていたジャンセンも、警官に撃たれた。


必死で逃走するコレーに向かって銃声が響くのだった・・・・。
 

●●なんと言ってもメルビル監督の作品は、「男たちの魅力」満載でできてます。台詞も極端に少ないのもイイ所でしょう。(男前ばっかり使ってるしね。)


寡黙な男たちの「言葉少ない絶対の信頼」を打ち出してます。


前半のコレ−と「車に忍び込んだ」ボーゲルのお互い言葉をたいして交わさず「タバコをすすめることで」わかりあえる『熱いところ』が男性ファンがしびれるところでしょう。


★★圧倒的な存在感でかっこいいのがイブ・モンタンさんです。

宝石店を下見に行く正装とか。

ラストシーンの警官に応戦しょうと「かまえる」シーンはかっこいいです。

ドロンさんを食ってます。(俳優として持ってるものが違うんですが。)


粋な台詞:『金はいらない・・・。クローゼットの中(アル中の禁断症状)との闘いさ。』(モンタンさん)  


泣かせる台詞:息たえる寸前のモンタンさんが、警部に『あんた、昔から、やり手だったな・・・』これはビデオ版の字幕。TVの吹き替えでは『警察なんか、くそくらえだ!!』


どっちが貴殿の好みですかな?(-.-)y-~~~





2006年11月24日

「真夜中の処刑ゲーム」(ビデオ題 反撃)











“SIEGE” である。ビデオ邦題は「反撃」

テレビ公開時は「真夜中の処刑ゲーム」


製作1982年 カナダ映画

監督: ポール・ドノヴァン&マウラ・オコンネル 

出演: トム・ナディーニ ブレンダ・バジネット ダリル・ハネイ ダグ・レノックス

******************

劇場は未公開です。

よく2ちゃんで『この映画って何だったかな?』って聞かれる類いの作品です。

けっこう印象に残ってるのは『日曜洋画劇場』で

d(☆ω☆)bキラーン! 淀川さんが放映してくれたんですな。

「大物になる」って監督さんを誉めてた作品です。

私は雑誌「スターログ」の紹介で読んで題名“SIEGE”くらいは知ってたくらい。

どこかの映画祭(?)で評価を得てた。

【プロット】

カナダの警察がストライキに突入した。無法地帯となった街には『自警団』が出現した。

その“NEW ORDER”と名乗る自警団は“ホモ・バー”を『無秩序な退廃的存在』として襲う。



店に居合わせた客たちをいたぶってるスキに「ジャンク銃(ちゃちい)」で反撃しようとしたバーテンがはずみで死亡!


*セーラー服がなんかヤバいバーテンだった・・ナムナム( ̄人 ̄)*




*NEW ORDERはリーダーを呼び出した。

リーダーはためらわずに店の全員を殺し始めた。クッションを後頭部にあてて後ろから撃ち抜いていった。

弾切れの再装填の間に客の1人が逃走した!!*



*逃げ込んだアパートの1室。

行き掛り上、彼を助けることになった、そこに居合わせた人たち。盲学校の生徒2人と女性教師、教師の恋人、隣人の青年。

盲学校の生徒も耳を使って外の動きを探るなど活躍!

アパートに立て籠る彼らと自警団の戦いが始まった。

アパートを包囲し(SIEGE)攻撃してくる“右翼NEW ORDER”

全員が武装して、アパートの隣のビルの屋上には狙撃手が・・・・。



*武器もろくにない(洋弓とか弾もろくにないライフルとか)彼らはドアに電気トラップを仕掛けたり、手製の爆弾を造ってロケットランチャーにして、狙撃手を倒したり・・・(仕込んだ釘とかが爆発して痛い倒れ方でした。)

必死になんとか自警団の攻撃を凌ぐのだが・・・・*



*もともとが『へんてこなアパートの独特の構造』を利用したりして1人1人と自警団を倒していく・・・。

仲間も失った彼らだが、なんとか守り抜いた・・・。

隣のビルにいた狙撃手が(顔中に釘が刺さってますが)気を取り戻した。

彼はその場から去った・・・・。

カナダの警察のストは終了した。

街は平静と秩序を取り戻した*



しかし秩序を保つ警官の顔には『釘の痕が』あった・・・・。



ここで紹介する

NEW ORDER のマニアな武器 (`・ω・´)b



スターリング軽機関銃:私もサバゲーで使ってました( ̄ー ̄)v


自警団リーダーが使用したテクナのダイバーナイフ:私も持ってました( ̄- ̄;)



同じくリーダーの持ってたルガーP08 マニアなリーダーかと (^‥^)y-~~~


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「要塞警察」って感じです。独特の閉塞感と臨場感がどきどきします。

設定がいいんだよね。警察はストだし真夜中だし・・・・。

「ご鑑賞を」といいたいところだけど、これはレンタルビデオショップにももう置いて無い感じなんだよね。

昔は中古で安く売ってたりしたんだけどね。

マニアな設定だからけっこう聞かれることも多い作品です。

もう一回観たい気もするけど・・・・。

テレビ朝日の番宣では中里雅子アナ(テレ朝の百恵ちゃん)が紹介してました。


2006年11月22日

「刑事ジョン・ブック/目撃者」









イーライ爺さまの重い言葉 

“You be careful out among them English.” 

『街に出たらイギリス人には気を付けるのじゃぞ・・』



「刑事ジョン・ブック/目撃者」


(1985年 監督 ピーター・ウェアー 撮影 ジョン・シール 出演 ハリソン・フォード ケリー・マクギリス アレクサンダ−・ゴドノフ ルーカス・ハース ダニー・グローバー ジョセフ・ソマー ジャン・ルーブス)


ハリソン・フォードとケリ−・マクギリスの当たり役です。

(また別の作品でもマクギリスさんとゴドノフさんはア−ミッシュの村民を演じたようです。)

犯罪サスペンスなんですけど、ア−ミッシュという村を舞台にして彼らの牧歌的な生活を描いているために「非常に人々の心に残る」作品となっています。


(プロット)冒頭「ア−ミッシュ」の村の風景が映し出される。馬車と幻想的な風景。17世紀より進化を拒絶し、神への信仰を何よりも大切にしている。電話もないし、機械を使わない生活です。

そこでの葬儀の光景。レイチェルの夫の葬儀だ・・。
友人のダニエル「レイチェル あんまり気を落さないで・・。ジェイコブは神とともにいるんだ・・・・」レイチェル「ダニエル、ありがとう」

若い未亡人レイチェルと幼い息子サミエルは姉宅の訪問のため、列車に乗る。

出かけるレイチェルに爺さまが言う。

冒頭の言葉を言う『街に出たらイギリス人に気を付けるのじゃぞ・・・』


ダニエルがサミエル坊やに話し掛ける。

『都会は初めてか?すごいものがいっぱいあるぞ。目を閉じてごらん・・・・』

ダニエルはサミエルに動物の木のピースをサミエルに渡した。笑顔がキュートなゴドノフさん。いい人です。




途中のフィラデルフィア駅のトイレで息子サミエルは、偶然にも『殺人事件』を目撃する。

殺されたのは麻薬課の『潜入捜査中』の刑事だった。

刑事ジョン・ブックと殺された刑事の相棒カーターが捜査を担当する。



ブックの相棒役の麻薬課刑事カーター


犯行後の物音に驚き、トイレを探る犯人の1人。グローバーさん、まだまだ若いっす。



♪かわいい目撃者クン



(この人が殺したよ)声にならない声でサミエルは訴えた。

掲示板の『麻薬課マクフィー警部補の“表彰”』の写真を見る2人。



危険をさけるため親子をブックの姉宅にかくまった


事の重大さに気付いたブックは部長に報告する。

目撃者の安全を図るためにブックの姉宅に母子を預ける。


しかしブックは駐車場で“犯人”マクフィー警部補から銃撃された。

部長も麻薬犯罪に絡んでいたのだ・・・・。



カーターに『目撃者に関する資料をすべて廃棄するんだ』と命じて、ブックはレイチェル母子をア−ミッシュ村に届けた。


ブック『もう裁判はないんだ・・・・』戻ろうとしたブックは力つきる。

彼は腹部に重傷を負っていた。

レイチェルは父イーライとともにブックを匿うことを決める。



腹部に銃弾を受けたブック。村に匿われることになった。



幸いにも銃弾は貫通していた。



銃の危険性を説く爺。人が人を裁けないことも説く。なかなか言葉の重い爺さんです。



すべての黒幕 部長さん。ブックと親子をおいつめる



回復したジョン・ブックとレイチェルの納屋でのダンスシーン・・。爺さまに怒られるんですが・・(ヤボ)

お互いにひかれあっている2人を示すシーンです。

『無骨だけど誠実な』ブックと『ア−ミッシュのなかでは現代的な考えをもつ』レイチェル。

また、2人はホントは愛しあってるのに「そうしない方がいい」ってこともわかっています。



村が総出で新婚夫婦のために納屋の増築を手伝う。



ブックは大工仕事が得意。すっかり村の人とは馴染みになった。



お昼の風景。レイチェルの微妙な目配せがいいっす


傷も癒えたブックはア−ミッシュの新婚夫婦の納屋の建造を手伝います。

大工仕事が得意のブックは大活躍で、同伴のレイチェルも「どんなもんよ〜」って感じで『鼻高々』です。(^_-)-☆

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身体を拭くレイチェルと見つめあうブック・・

レイチェルさんの裸きれいです。でもブックは彼女を愛しません・・(苦悩の2人)



街に出たブック刑事。新聞でカーター刑事の死を知る。


部長に電話するブック「こっちから行ってやるぞ!!必ずぶち込んでやる!!」


ブックは街を去ることを決意した・・・・。

(ア−ミッシュの人をからかう観光客をぶん殴ったりして、ア−ミッシュとしては生きられないことを再認識しました)



ブックが村を立ち去る前日、ついに2人は愛しあう。




ブックの挑発に部長たちは乗った。ブックたちを殺すために村にやってきたのだ


ブック『ダニエルの家に逃げるんだ』サミエル『おじちゃん、銃がないのに・・・・』ブック『ああ、大丈夫だ・・・』



なんとか2人を倒す。あとは部長だけだ

部長はレイチェルたちを人質にした。爺さまの指示でサミエルは『鐘』をならした。村じゅうの人間が『何があったんだ??』やって来た。

ブック『オレを殺すのか?この人も殺すのか??この子も殺すのか??もう止めるんだ・・・・』

部長は散弾銃をブックに渡した・・・・。


パトカーがやってきた・・・・。


事件はすべて解決したのだ。

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傷も癒えたブック。事件も無事解決し、街に戻るシーン



ラストのブックとレイチェルの無言で見つめあうシーンがいいです。(ホントは長〜い台詞のシーンだった模様:これの方がいいです)

サミエル坊やと別れの言葉を交わし、家の玄関でのブックとレイチェルとの別れ。


無言でじっと見つめあう2人のシーンがいいです。


2人とも愛しあってるのですが・・・・。


でも2人は分別ある大人です。


2人が結論つけた通りで、『ア−ミッシュ』の女性と都会の刑事の愛は『心の中に大事にしまって』おくのがいいのでしょう。

車で出るブック刑事にイーライ爺さまが告げる言葉

『街にもどったらイギリス人には気を付けるのじゃぞ・・・・』


冒頭とラストのこの言葉が一番光ってるんですな。(^-^)

ブック刑事は街に戻るんだけど、『お前はず〜っと、わしらの仲間じゃ』って言ってるんですね。(・∀・)イイ!

またクレジット流れる時のダニエルさんがブックの車に『軽く』手を振るシーンもいいです。

( ̄- ̄)ノ ← こんな感じ

『おう、またな・・・・』って感じですごく印象に残ってます。

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もしハリソン・フォードさんの代表作は?って聞かれたら「インディ・ジョーンズ」もいいし「ブレードランナー」も名作だ。

そこにこの秀作も付け加えてはくれないか?(^-^)


2006年11月21日

「トラフィック」








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はたして私には渋谷をたむろする女子高生のどこまでドラッグが及んでいるかは?わからない。しかしながら日本の女子高生が世界でも“スノッブ”“性行為を含む享楽追求主義”という点でトップに位置しているのではないか?と思っている。

 海の向こうの作品を鑑賞しててそういう思いが浮かんできたのは、作品のなかの“ヤク中”の吐唾すべき女子高生が『ごく普通にそこらを歩いている日本の女のコ』の代表みたいに感じたからである。

 “セックス(薬)が大好き♪”“彼氏もいる”“学校ではいいコ”“親はそこそこしっかりしている(けど家庭は崩壊中)”“エンコーだって普通だよ♪”“プチ家出だって平気・平気♪”“いつも何かむかつく!”・・・・。街中でたむろしてる『ラルフローレンのカーディガン』着たティーンエージャーを「さらって」くれば、かなりの確率でこういうコでしょうな。
  
 人よりかなり、おくればせながら、この作品を観る興味をもったのは“トロ様”の来日インタビュー記事を読んだから。

曰く「目で妊娠させる」んだそうだ・・・・。大丈夫かい??ヤクやってない??( ̄д ̄;;;; 

●この作品でのアメリカの女子高生は、キャロライン。ロバート・ウェークフィールド:オハイオ州判事の娘。父は大統領令で米国麻薬取締局の代表に任命される予定。この組織はDEAって言うんですと。


「トラフィック」

( 2000年/アメリカ 監督:スティーブン・ソダーバーグ  出演 マイケル・ダグラス、ドン・チードル、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ベニシオ・デル・トロ、デニス・クエイド)

う〜ん、¥800なりの中古ビデオにてゲトしたのですが、(私は新作・話題作は人より3年は遅れて観る人です、はい。(--;) )さすがにソダーバーグ監督さんの大出世作ですな。感心です、これは2時間28分という長さを全く感じません。

キャロラインは、メキシコのティファナ地帯(オレルゴン兄弟のシマ)・ファレス地帯(マドリガル氏のシマ)からのヤクが、末端で『どのように消費』されているか?を示すキャラです。また『どこまでのマーケット(6800万の子供って言ってますが)』が米国にあるか?ヤクをゲトするためにどんな事をするのか?を体現する重要なキャラです。『“享楽的”で金だけ親にせびる』日本のコとの違いは見出せませんでした。

(ストーリー)1:メキシコの州警察の麻薬捜査官ロドリゲス&マノーロは、麻薬組織の壊滅を目指すサラサール将軍の接触を受ける。将軍の目的はオブレゴンの支配するティファナルートの壊滅・・・・。(黄色い映像)

2:米国オハイオ州のウェークフィールド判事は大統領令を受け、米国内の麻薬撲滅をめざしてDEAの代表就任が内定している。(青い映像)

3:カリフォルニアのサンディエゴ。捜査官モンテルとカストロは、『大物ディーラー』ルイスを逮捕。彼の証言で『米国側の超大物輸入業者アヤラ氏』を裁判にかける。

この作品は、3つのエピソードをからめての展開になっています。(わかりやすい「パルプフィクション」みたいな感じですな。)

それぞれのエピソードを支える男性は、(相棒や家族を失いながらも)「地位」「任務」に忠実であろうと、必死にもがいているのですがこの作品の女性キャラは“現実的”で何にもとらわれない強さをもっています。

●もう1人の女性キャラ「へレーナ・アヤラ」。街の名士でもあった夫を逮捕されたことで、「夫の仕事が何かも知らない」?オバカ妻が『ぜいたくな生活をとりもどしたい』一心で、1:証人の抹殺と、2:麻薬ルートの独占を画策してメキシコまで単身のりこみます。キャスティングが?ですが、妊娠中の「女としてのしたたかさをもち」「二の腕とか、あちこち太っていてなんか?女の美しさを捨て、母のごう慢さを示す」キャラ造りに成功しています。実際にゼタ=ジョーンズさんは妊娠なさってて、脚本が変更されてます。開き直った女性のたくましさを示す、この作品で光ってるキャラといえましょう。




作品中、テキサスのエルパソ情報センターや、メキシコ国境での取り締まりの様子が紹介されてますが、大量の麻薬が持ち込まれている状況に変わりはないのでしょう。

作品中でのサラサール将軍の光る言葉『(ウェークフィールド氏との会談中の言葉)?麻薬常習者の治療??あの連中は自分で直します。ほっとけば過剰摂取で死ぬんです・・』



2006年11月20日

「8mm」









●いわゆる「スナッフフィルム」という分野がある「殺人シーン」を収めたビデオとか、フィルムの類いのものである。(もちろん、凶悪犯罪です。)

20年ほど前に『モノホン?』と言われたビデオがレンタルビデオ屋でレンタルされてて、(もちろん、それっぽく作った作り物でしたが)その分野での規制がちとルーズな日本でも、『ちと問題』でありますが他国では、流通にかかわると『児童ポルノ』よりも厳しく処罰されること必至です。

(日本だと、両方ともに、ひょっとすると『さほどでも厳しい処罰でもない』かも?です)

私が昔よく読んでた「GON」にも、「スナッフ」フィルムの特集がされてた事があって、いままで「スナッフ?」と言われた作品の中で「モノホン」は結局のところ全然なかったということ・・・・。

また東南アジア方面の『その筋』のヤバヤバルートから「GON編集部」に『買わないか?』ともちかけられたビデオは、「まさに本物 ( ̄_ ̄;)」で、死ぬ思いでその交渉の場から抜け出したそうである・・・・。(フィリピンルートだったらしい)

その作品に関してもそうだったらしいですが、新婚旅行先での新婦誘拐(日本女性が被害者に多いらしい)→「スナッフビデオ」撮影(つまり殺人)というのが、このテのビデオのパターンらしいです。(「GON編集部による)

海外旅行には、くれぐれも御用心のことを・・。


「8mm」

(98年 米 監督:ジョエル・シューマーカー 出演:ニコラス・ケイジ  ホアキン・フェニックス )なかなかによく出来た犯罪サスペンスです。それにしてもニコラス・ケイジさんて、『伯父さんの七光りと言われてた頃もあったのに』いつの間にか『超大物スター』になっていたのね・・・・。頭も薄くなったけど(ファンの方、すまぬ<(_ _)>)

(ストーリー)探偵トム・ウェルズは、死んだ大富豪の未亡人から調査を依頼される。亡き夫の遺品から見つかった「スナッフフィルム」の1:真贋の調査と、2:撮影されてた少女の生死に関する事実であった。最初は、仕事上の野心のために依頼をうけたウェルズだったが、調査のために『ポルノショップ店員マックスの手引き』で深く、そのアンダーグラウンドの『危険な世界』に入り込む。そして自らの手を汚して行くことになっていく・・・・。

トムは失踪者のリストからメアリ−・アン(当時16歳)を見つけだす・・そして彼女の家から足取りを探り始めた・・・・。彼女は西海岸で女優の道を探っていた・・。

マックスの助けも得てフィルムからポルノ映画会社→大物ポルノ監督を探り当て、真相に近づいた時、この『スナッフ・フィルム』を考えた影の男が現れる・・・・。

すべてを知ったトムはメアリ−・アンに代わって復讐を始めるのであった・・・・。

(観終わって)う〜ん、さすがによくできてた作品と感心したが、脚本が「セブン」のアンドリュー・ケビン・ウオーカーさん。全然飽きずに「黒い世界」の持つ『独特の雰囲気』に飲まれてしまいました。被害者メアリー・アンの足跡をたぐるうちに「抜き差しならない」状況に自らはまっていくウェルズの「暗黒の世界への止められない怒り」がリアルに伝わって来ました。

最後の45分は『その世界を憎しみながらも足を踏み入れたトム』が『いまわしい沼のような“偽りと欲望 ”の地獄の住人』を抹殺していくシーンが延々続きますが、トムの哀しみをおさえながらの復讐行に惹き付けられました。

(余談)もしかすると、日本のプチ家出少女たちをターゲットにした「この手の犯罪」って意外に多いかも?です。(繁華街の『多国籍的怪しげな様子』を見てると、この国の行く末も危ないね・・・・。

2006年11月19日

「エクスタミネータ−」






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100円也で買ってきた中古ビデオは・・・・。

「エクスタミネーター」

(1980 米 監督ジェームス・グリッケンハウス  出演 ロバート・ギンティ クリストファー・ジョージ)

当時はけっこうヒットしたB級アクション映画で続作もできましたね。

ってか、まともな画像がね〜ぞ〜!!( ̄_ ̄;) 困ったもんだ。


●ベトナム帰りの主人公ジョンが『チンピラ』に親友(ベトナム以来)を半身不随にされてから、復讐の為に『街のダニ』の一掃を始める「狼よさらば」系統の作品です。

(まあ、ベトナム帰還兵を扱う作品が多かったのも、この時期の特徴ですね。「ランボー」とかもこの時期かな。)

●M16や、毒薬仕込んだ44マグナムで射殺はもちろんのこと、火炎放射器や肉ミンチ機で拷問しながら「締め上げたり」、「男娼買いの」お店の店長を焼き殺したり大活躍!! 

●この事件を捜査するのが「ちと、女好き」の刑事さんがクリストファー・ジョージさん(トロイ軍曹さん)演じるドルトン警部補。う〜ん、大統領選挙前でCIAが絡んで来て・・・「エクスタミネータ−を抹殺しろ」ってことになるんですが・・・・。

でも熱血で肉体派で、行動的ってのは、「ラットパトロール」以来かわってませんでした。TV畑の俳優さんが劇場版に出てくれるのも、ちと嬉しいですね。なんたって慣れ親しんでるのは、TV番組ですから。「スパイ大作線」に出演なさってた「リンダ・デイ・ジョージ」さんはこのトロイ軍曹さんの奥様です。

★参考までに、クリストファー・ジョージさんはこの作品の公開年に53歳で亡くなってますね。遺作ですか・・・・。

2006年11月18日

「ダーティー・ハリー2」








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「ダーティー・ハリ−2」


(1973年 米  監督 テッド・ポスト 出演 C・イーストウッド
H・ホルブルック  デヴィッド・ソウル)


衝撃の第1作目を背景に製作された2作目ですけど、なかなかに楽しめます。

「ダーティー・ハリ−」の『少女の誘拐』『異常性格の犯人サソリ』・・「サスペンス」要素は薄いが、逆に「銃撃戦」「バイクのチェイス」「射撃大会」とこのシリーズのファン層の『期待』をしっかり抑えている。

私は、『これはこれで、良いできである!』と思いますな。(^_-)-☆

キャラハン刑事には「ドコーン!!」「ドコーン!!」とマグナム44をぶっぱなしていただければ、良いのですな。(悪党相手にネ、もちろん)

バーン☆( ▼▼)r・・・・・・・★(o_ _)o

でも「この作品」は「私刑を犯しているけど、相当な悪にたいする正義」を相手にしてるのですな。正義感強い「白バイ」隊です。

(ストーリー)冒頭、前作と同じにハリ−刑事『空港にいると』、いきなり「あわただしい雰囲気が空港関係者に・・」ハリ−さん、『どうかしたかい?』「ハイジャックです・・」

で「国際線の機長」ということでハイジャックされた機内に・・。
( ̄▽ ̄;)いきなり『ドカン!ドカン!!』やってます。


で、(; ̄▽ ̄A はじまった作品ですが・・・・。


「簡単に娼婦を殺す売春の元締め」「麻薬系の超大物」・・・・白バイ警官が『法の網をかいくぐっている』犯罪のプロ・街のダニたちを、次々と始末していくのですな・・・・。


免許証を拝見します・・・(バン!!バン!!)いきなり銃撃かよ!!

『異常な事件の連続』に気付いたハリ−刑事は殺人の状況から『白バイ警官』のグループを「(;¬_¬) ぁ ゃι ぃと睨む」・・・・。

射撃大会の後で『白バイ警官の1人の銃を試射』したハリ−は、その弾丸のライフルマークを鑑定した。『やっぱり・・』彼らが連続殺人を犯していたのだった・・・・。

その事実を署長に告発するハリ−だったが「手順を踏んで得られたものでなければ、証拠としては採用できないのだ・・・・。」

逆に現われた白バイ警官たちに『仲間に入れ』『正義を執行するのだ』とグループに入ることを命令されるのだった・・・・。

相棒の刑事を殺されたハリ−刑事は「白バイ警官との」銃撃戦が始まった・・・・。

(キャスト):デヴィッド・ソウルさんが出てます。「スタスキー&ハッチ」

デヴィッド・ソウルさんこの映画で使った『コルトパイソン・357マグナム』を気にいって「スタ&ハチ」でも使ってます。)

署長さん役のホルブルックさんもまだ若々しい頃ですね。(^_-)-☆


●殺された被害者は『法の網をかいくぐる、組織犯罪のプロ』とかで、結局のところ「金」で仮釈放を勝ち取ったり、陪審員制度も、『日本にはない良い点であり(市民の参加)、悪い点でもある訳(買収とか)ですね。』

射撃大会は「実はあまり目にしないシーンなので、」にんまりです。(私めは、モデルガン世代です(^^;。 )だもんで、「ハリー」さんの得点が「凄いの??」かどうかわからないけど、ソウルさんに負けちゃいます。(誤射1回のため)



ハリ−刑事の相棒が「ひどい目」に遇う、ってジンクスのなかで、今回が「1番ひどい目」でした。(爆殺)



なんか、ハリ−さんの相棒さんマイノリティーの人が多いんだよね。

●さて、この作品で「白バイ隊」の「正義感」に対する、ハリー刑事の「スタンス」は『法の遵守』です。

「たとえ穴のある法」でも「守ってこその、」法という論拠です。

シリーズ終盤の作品ではこの「スタンス」が崩れるほど、アメリカの犯罪をめぐる状況は悪くなって行ったのかも知れません。(残念)
      

  ここできめ台詞『慣れない事するからだ!!』

   
珍しくバイクアクションありです。

2006年11月17日

「男たちの挽歌」









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「男たちの挽歌」


(1986年 香港 監督 ジョン・ウー 出演 チョウ・ユンファ ティ・ロン レスリー・チャン)




●「香港ノワール」として、世界を席巻した傑作。ジョン・ウーにハリウッドからのオファー、チョウ・ユンファを国際的スターダムに押し上げた作品。日本では公開時より、レンタルビデオになってから、大ヒットするという今時のパターンでした。英題の“A BETTER TOMORROW ”は監督の奥さんがつけた。

また、亡くなったレスリー・チャンさんの代表作でもあった。(歌手が本職だった模様。旅行の帰りにカセットを購入した覚えあり。何故か?向こうの店員がわらってました。理由は不明)

●●香港での『偽札偽造』グループの超大物、ホー(ティ・ロン);相棒のマーク(チョウ・ユンファ):ホーの弟で、警察学校を卒業し、刑事の道を歩むキット(レスリー・チャン)。そして組織の若きボスとなったシン。登場するキャラクターがそれぞれの立場での『自分に生き方』にこだわり、それを追求していこうとする、香港裏社会を舞台としたアクション作品。

(キャラクター分析)
 1:ホー;組織の大物だが、弟のためにマフィア社会から足を洗おうとする、家族思いの優しき男。『侠』よりも、『仁』の人です。最後の取り引きとなるべきヤマで台湾で、逮捕され、3年の刑期をうける。釈放後は、ひたすらに普通の人生を送ることにこだわろうとするのだが・・・・・・・・。


 2:マーク:ホーの相棒で、なによりも腕がたつ、武闘派。凄腕で、たったひとりで裏切り者に殴り込みをかける『楓林閣での大銃撃戦』で、ユンファ様を愛してしまった男性多数(大爆笑)。自らが裏社会でしか生きていけない事を知っていて、『失った地位を挽回しよう』ともがく。プライド高き狼。
『侠』で、『義』の男。



 3:キット:ホーの弟、そのため警察内部では、これ以上の扱いをうけない事を知り、偽札組織壊滅と、ボスのシン逮捕のために、ひとりで暴走する。(守るべき妻もいるのに?、困ったもんだ。)正義感は強いのだが、それが逆目になる。父が兄との関連で殺された事を恨み、兄に憎しみを抱く。『孝』ではあるが、『智』ではない、困ったもんだ。

いい画像がなかった o( _ _ )o ショボーン

 4:シン:組織の若きボス。『智』にたけており、麻薬にまで手をだし、近代マフィアの中で時代に遅れないようにとあがく。スマートで、冷徹な現代的リーダー。そのため、大物ホーを部下におこうとする。何が必要かをよく分かっているIQ高めの男。


(ストーリー)
偽札組織の幹部ホーは、警察官となる弟のために『台湾での取り引き』を最後の仕事としようとする。しかし、新構成力の裏切りにあい、ホーは台湾で逮捕、3年の刑期をうける。刑期を終えて香港に戻ったホーは父を殺されており、唯一の肉親である弟は刑事となり『憎しみの対象』として、ホーを恨んでいた。タクシーの運転手として、人生をやりなおそうとするホーに、若きボスとなったシンは、部下となることを強要する。またかつての相棒マークは、裏切った相手を皆殺しにする時に、足を銃撃されており、ホーに『マフィアとしての巻き返し』をせまる。マークはついに単独で偽札のデータを組織から盗みだし、かけつけたホーとマークは、若きボスと最後の取り引きをもちかけるのであった。

(心にズン!!とくるシーン・台詞)
『楓林閣でのユンファさんの大立ち回りシーン』4丁のベレッタM92Fを持ち、裏切りものを許さない『侠』の男っぷりがいいんですよ〜(涙)。最後に足をひきずりながら、うらぎりものに銃弾を打ち込むシーンがきました。
『オレは3日もすれば、金の力で釈放だ。金があれば白も黒になる。これはあんたから学んだことだ』(シンの台詞)

『足を洗うのは、難しいぞ』(ホーが刑期を終えたあと、釈放される時の刑事部長の台詞)

ホー:『こんな所で、何をしている??もう俺達の時代は終わったんだぞ』に対して、マーク『あんたを3年待ったんだ!!盛り返そう!!・・』(今では、下っ端となったマークの前に、ホーがあらわれて再会したシーンで)

マーク:『(香港の夜景を見ながら)香港の夜景は美しい。・・・・でもこの美しさもうわべだけだ』(シンの一味にリンチをくらった後での台詞)


(観終わった後で)ホーと、マークと、キットは3すくみって感じでしたが、現代的な犯罪組織論的にいうと、シンが円の中心にいて、その円周上の3点がこの3人だったのかもね。ひたすらに組織の拡大を図っていこうとする核となるべき「若きボス」と、その周りでうごめく下部組織での抗争。キャラクターとしては、シン役の俳優が若造ってのが残念でしたが、色をもたないってのも、逆に『顔のみえない』現代やくざとして、いいキャラだったのかも。




  ジョン・ウ− アクションの最高傑作でっせえ!!


2006年11月16日

「M」









1925〜1929年までに起こったドイツの『デュッセルドルフの怪物事件』がベース。


フリッツ・ラング監督が「連続幼女殺人事件とそのてん末」を描く。


設定は実際の「異常性格者による連続殺人」が「精神異常者による幼女連続殺人」に変更になっている。製作された1931年はこの犯人が死刑に処せられた年である。


「M」


(1931年 独 監督・脚本/フリッツ・ラング 出演ピーター・ローレ、オットー・ベルニッケ、グスタフ・グリュントゲン)

(ストーリー)薄気味悪い口笛(ペール・ギュントだって)を吹きながら幼女を次々誘拐しては殺していく犯人。彼は「マスコミに」挑戦状も送っている異常者だ。

 警察と同時進行で「商売上がったりの黒社会の面々」が犯人を追う。犯人は幼女に近づくために「風船」を渡していた。風船売りの「盲目の女性」が連絡係の「浮浪者たち」に伝え、次々と尾行が展開されていく・・・・。目印は背中に書かれた「M」の文字・・・・。ついに犯人を捕縛し、工場に連れ込んだ「暗黒街の面々」はそこで犯人に『地下裁判』を行う。「おれは精神異常者だ。自分でも止められないんだ。おれを正規の裁判にかけてくれ。おれは無罪なんだ!!!」って目をむいて反論する犯人。「死刑にしろ」の声の中、警察が突入し、犯人は警察の手に渡った・・・・。

(作品について)異常変質者による「連続幼女誘拐殺人」。犯人は「社会への挑戦状」をマスコミに投書してきています。『宮崎勤事件』そのまんまです。宮崎ってこの戦前の悪魔の生まれ変わりかい??

●『警察機構』と『黒社会』の懸命の捜査

黒社会は、「繁華街」やその周辺を、あれこれ探られたり、いちいち「手入れ」されては、『あがり』に影響してきます。黒社会が「社会的に下層の人達」を使いながら、うまく異常者を追い詰めていこうとするのに対して、警察は、「まどろっこしい決められた」手法で追い詰めるしか、ありません。「規則」とか「規制」がありますから。●実際に起きた事件でも「黒社会の方々」が犯人ピーター・キュルテンていう殺人鬼を追ってたのは、有名な話です。

うがった見方では・・「警察」:ワイマール体制  「黒社会」:新興勢力のナチス 「犯人」:ラング監督だってさ。(わかんね〜よ。)

●●追い詰めた『異常者』にたいする「ボス」達が催す「地下裁判」では、黒社会の面々からも『けっこう、まともな意見』がでてきます。(上に立つってこういう事ですね。)

たぶん、違法だが「従来の体制にしばられてない」新興勢力の『フットワークのいい』考え方と、従来の体制の「本当は、正しいのだが、硬直化した組織」を対比したのでしょう。

(今もっとも深刻なテーマ:刑法39条)もう一つ、これは、今の我々だから、よけいに『深刻な』問題ですが、『責任能力の問えない凶悪犯罪者』を、どうするか??ですね。これは、今持って答えがでないし、解決は、永久につかない問題ですね。「地下裁判」の中で、この「変質者」に対して、女性が『Kill beast』っていいますが、『けだものを、殺せ』っていう民意と、法治国家の『大いなる矛盾』は、平行線のままですね・・。

日本にも刑法第三十九条を扱ってる作品が多々ありますが、へたしたら、旭日系の『人権擁護派』により『抹殺刑』にあってますね。「怪奇大作戦」第24話「狂鬼人間」など・・・・。円谷さんは、「怪奇大作戦」自体を、『恥ずかしい過去』として、自らのサイトのカキコすら、許さないみたいですけど・・。( ̄- ̄;)

(犯人の人権と犯罪被害者の心情)これまた問題なのが、死刑になっても『気持ちが納まらない』のに、10年と少しすぎれば『1人殺した凶悪犯』でも軽くシャバに出てくるのです。先頃「深川女子高生コンクリート殺人」の主犯の1人が、釈放後に即効でまた犯罪を犯したみたいですけど・・日本の刑法の処罰って大甘だよね。

 笑えるくらい甘い。死刑も廃止論が根強いし「無期刑」が10年少しなら、『終身刑』なり『懲役200年』とかつくらんとあかんと思う。もう犯罪者の実態に合ってないですな。



2006年11月15日

「天国と地獄」









「天国と地獄」


(1963年 日本 東宝  監督 黒澤明 出演 三船敏郎 仲代達矢 山崎努)


原作 エド・マクベイン 「87分署シリーズ」『キングの身代金』より。 (白黒だよ!!)

143分なんだけど、緊迫した展開は、時間の経つのを忘れてしまい、スクリーンに釘付けです。原作と脚本の妙です。「黒澤明」の欄に置いてますからレンタルして頂きたい。

(ストーリー)靴のメーカー「ナショナルシューズ」の重役、権藤氏(トシロー・三船)は永年かけて今の地位に上り詰め、今まさに会社をのっとろうとしていた。最後の株の買い占めに成功し、『石頭の社長』と『利益だけを目論む3人の重役の手』から、会社を奪取すべき『詰め』の19%の株をなんとか、工面した5000万円で買い取り、一気にトップ株主になる目前だった。しかし、ここに電話がはいる。
●『息子を誘拐した、3000万円用意しろ・・・・。』重役の息子と間違われた「運転手の息子」を誘拐されてしまったのであった。

しかも、『お前の息子と間違えた・・・・でも、お前が金を払うんだ・・・・見殺しにする度胸はないだろう・・・・』犯人も見抜いています。

この5000万円を現金にしてしまったのでは、会社を乗っ取る事はできない。しかもそれは頭金に過ぎず、会社を乗っ取った後で、残金を工面する気でいたのだった。金を一時的にでも払う事は、『破産』を意味する。ここがこの作品の1つの大きなヤマ場です。苦悩する権藤氏・・・・三船さん、熱演です。

なんとか『払わせないで、会社を乗っ取る事を訴える』腹心の部下(ハイエナ野郎)・『シンちゃん(運転手の息子)は、ジュン(息子)の身替わりになったのよ』奥さんの叫び・『お願いです、金を貸してください』叫ぶような運転手の懇願・・・・苦悩しつつも、権藤氏は翌朝に現金を用意し、犯人に従って電車に乗るのだった・・・・。前半は、息がつまる程の重い展開で『権藤氏の苦悩』が描かれます。

●●ここの現金の受け渡し方法は、犯人の用意周到さと、頭の良さを如実に示します。(一部、他の作品にもパクられてます。)犯人からシン君を渡されたけど、身代金は渡したままです。

★★(警察は、受け渡しのケースに薬品を仕込んでいます。燃やせば、牡丹色(古い)の煙りが、水にひたすと匂いが漂います。なんとか、ケースを処分してくれれば・・・・。)★★

なんとか、子供は帰ってくるけど、「身代金」は奪取された。現場の8mm・使用した車・写真・いろんな足取りをさぐるのですが、決めては『シンイチ』君の目撃した風景。なんとか主人の為に犯人を追い掛ける運転手と、捜査陣が、一気に犯行拠点に・・・・。実行犯は2人とも死んでいます。そして、決めての『煙り』が・・・。


(そして犯人)犯人は、作品中盤から登場してきますが、犯人を特定してからの刑事さんたちは、実行犯の死を伏せて、殺人を再現させようとします。さあ、ヤクはどうやって手にいれたのか、そして犯人の男はいったい何をしようとするのか?

(黄金町) 劇中の『黄金町の麻薬街』って、今はこんな事ないよね〜??これじゃ、昔の中国の阿片街じゃ〜ん??いや、もっとひで〜ぜ〜 (^ ^;)。

で、今は「外国からの出稼ぎ」のオネーチャンたちの町になってたそうです。一掃されたみたいですけど。

●●●ラストの三船さんと、山崎さんの「面会部屋」での『対決』なんか、トラウマになりそうだったな〜。山崎さん、憑かれるような熱演です。

「キーワード」は『天国と地獄』。

 主犯のインターンは、どうして権藤氏の生活を『天国』と決めてかかったのか??ホントに権藤氏は『天国』の日々を送っていたのか??

否;天国の上では『必死のうめくような日々』を送る事が作品中に描かれる。

麻薬患者の末期的な症状の『肺水腫』を監督はしっかり描写しますが、『天国の人たち』は、いつもこんな状態でいるのがわかる。いつも必死で守るものを持っていて少しでも気を抜くと『もがくような』死が待っている。主犯の言う『地獄の業火』となんら変わっていない。むしろ、地獄にいる人間よりも、ずっと苦しんでいるかもしれない・・・・。

★「見事な牡丹色の煙」・・・・他の映画にもぱくられてますね。「踊る大捜査線」とか。

黒澤監督の代表作の1つです。おすすめの珠玉のサスペンス作品。名作をお楽しみくださいね。

2006年11月14日

「ウォリアーズ」



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「ウォリアーズ」



(1979年 米 監督 ウォルター・ヒル 出演 マイケル・ベック  ジェームズ・レマー )。


 ある夜、ブロンクスの公園で『ストリート・ギャング』の大集会が催されていた。

そこでは、100以上の「勢力を誇る」ギャングたちが集合していた。名だたるチーム「リフス」のリーダー、サイラスがギャング達の勢力を一気に束ねて『一大勢力』として社会に君臨しようとしているのだ。

各チームの代表が9名ずつ『武器なしで』集まり、気勢をあげているなか、事件が起こる。トップに立つべきサイラスが、「演説中に」狙撃されたのだ。

その犯人に「ウォリアーズがやった!!見たんだ!!」と罪をなすりつけられたのが、主人公のチーム「ウォリアーズ」である。

窮地に陥った仲間たちの、ブロンクスの地から、かれらの「縄張り」であるコニー・アイランドまで『敵をかいくぐっての』逃避行を描く。

いきなりチームは、リーダー格だったと思われる黒人クリオンが、騒動の中で「袋だたき」にあったため、消息不明。スワンがリーダーとして、「コニー・アイランド」をめざす事になる。

彼らは、いわば賞金首であり、警察・さまざまなチームからの追跡をうける・・・。

この映画で、地理がわからない日本人としては、スワンの『はぐれた時は、ユニオン・スクェアー駅に集合』って事と、めざしてるのは、コニー・アイランドであるって事。それからサイラスの所属していたのが、勢力を誇る「リフス」である事。まあ、それくらいわかれば、あとは駅や、通りでのファイトが楽しめます。

地元のラジオ局の女性DJが、逃避行の経過を断続的に中継するのが、けっこう印象的です。

ウォリアーズをつかまえて『名を挙げる』事を考え、攻撃してくるのが5チームで、それぞれに個性豊かです。
1:スキンヘッドの「ターンブル」このチームは、『海坊主野郎め!!』ってばかにされますが、駅での「おっかけっこ」のみです。

2:「オーファン」このチームは、DJにいわせると『マイナー・リーグ』だそうで、ウォリアーズに火炎瓶なげつけられて散会、終わりです(笑)。このチームでのからみから、マーシーって女性がついて来る事に・・何かへんな奴!! 96丁目駅で「警官」に追われてチームが2分、列車にのれた3人と乗れなかった4人に。独りは轢死(チーン!! (__)/~ )。

列車に乗れなかった4人は 3:「ベースボール・フューリーズ」と公園でおっかけっこに・・。このチームのキャラが一番印象的ですね、白塗り!!へんなクマ取り!!なんか当時はやったメイクですね(KISSって感じに近いか??)昔のヤンキース系の制服と、武器がバットってのも、なんかいいわ(笑)。

このチームとの抗争あたりから、ウォリアーズの『ファイト慣れ』が描かれていきます。(小柄な黒人少年以外は強いぜ!!)ほかには、女性チームのリジーズと、「名前がわからなかったけど」ローラースケートはいたチームが攻撃してきます。(けっこう、激しいバトルです)ほかにも警官が駅周辺を、うようよしてるし、全然気がぬけない作品です。

最後に、縄張り「コニー・アイランド」についた後に、『サイラスを殺害したチーム』との最後の戦いが・・・。この映画の公開に影響されてストリート・ギャングの抗争が頻発し、公開禁止になった州も多いって聞きましたが、さっすがに「暴力衝動を煽る」作品で、興奮しました。ぜひぜひ御鑑賞してください!!




2006年11月13日

「ゲッタウェイ」









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アメリカで、「45口径のオートマチック銃」っていうと、コルト社のコルト・ガバメントである。米コルト社が民間用の武器製造から、完全撤退したのか、するのかの、話を聞いた事がある。歴史ある会社で、『西部劇時代からのピストル製造の会社』ってイメージが大きいのですが・・・・。(もちろん、ライフルや、軍関係の機関銃も。)

 でも経営内容や、新しい製品のデザインって事では、『なんだ、この会社』って事ですよね。収支バランスが読める奴がいないのか、その度ごとのオーナーが悪いのか?まったく知らないが、3〜5年ごとに『倒産』のニュースが流れる。まあ、経営陣や、銀行がその度ごとに変わるだけなンでしょうが。( ̄- ̄;) 。

 また工業デザイン力に著しく劣っており、『ソ−コムピストル』計画では、またへんてこなデザインで、トライアルに参加して、関係者の失笑をかったことは、世界じゅうの、『ガン』好きの志の落胆を招いた(やっぱり)。当然、H&K社(旧、独モーゼル)に負け。ここんとこ、ベレッタM92Fといい、H&Kソーコムといい、コルト社の出番なく軍の正式採用銃は、欧州勢に占められている。

という事で、コルト・ガバメントM1911A1(1926年のデザイン、45ACP弾使用、装弾7発 、6条左ライフリング)である。この銃は、第二次大戦の米軍正式軍用銃からの長い歴史で、いろいろ映画でも、御活躍でした。ドロンさんも、よく持ってましたね。

 でもやっぱり「ゲッタウェイ」(1972年 米 監督 サム・ペキンパ− 出演 スティーブ・マックィーン  アリ・マッグロー)のドク・マッコイ(マックィーンさん)が使ったシーンが印象的ですね。

ペキンパーさんの作品では、「戦争のはらわた」と、この作品が秀逸と思ってますが・・・。

銀行強盗で収監されてるドクは、4年の刑期を過ごしてますが、『仮釈放』が却下されて『もう、だめだ、耐えられない・・・・』って参ってます。

ちと、精神的に弱い部分を、抱えてます。(奥さんには、もっと弱いらしい。全然この点では、冴えてません)

そこで、政治家で、『裏社会』のJ・ベニオンに条件付きで「釈放」される。

またも、『銀行強盗のヤマを、踏む』っていう条件である。小さな銀行の50万ドルの襲撃。さらにベニオンの手下2人を使うっていう条件。手下の1人ルディーさんが、すっげー迫力野郎です。マッコイから、『防弾ベスト』見せられても、『いらん』って言いますが、強盗に成功した後で、裏切ってマッコイに撃たれる・・・って起き上がったぜ?インチキー!!自分、べスト着てるじゃん!!しかも、自分でマッコイの後を追って、金を強奪しようと、単独で行動します。銃撃された肩を『お医者さん夫婦』脅して治療させ、銃で脅しながら、マッコイが立ち寄る「ホテル」まで・・・。しかも、お医者さんの奥さんと「ねんごろ」となって、『おいしい思い』までします。こういう輩に狙われない事を祈る!!ですね。

さてマッコイといえば、『大物ベニオン』の計略で殺されそうになるし、しっかり女房寝とられたりしてますし、ろくな事になってません。もともとベニオンが『ファミリーの横領を隠したいだけ』の犯罪だったみたい。マッコイの奥さん(マッグローさん)を手にいれたかったので、最初から、殺すつもり、だったし・・・。

あとは、この金をもってマッコイ夫婦が『ベニオン・ファミリー』『警察』『ルディーさん』の3組から追われる事になります。この追っ手から、いかにメキシコまで逃げるか?を描き切る迫力シーンの連続です。(途中、コソドロも出るし。( ̄- ̄;) )

さてさてこの作品で私は、『ショットガン』の威力を初めてしりました。『ワイルドセブン』(望月さん)でも、迫力満点で描いてましたが、映像でみて、敵に廻したくない武器ですね。銃撃戦の迫力は、さすがペキンパー監督さんです。(リメイクもされたみたいですが、あまりいい話は、聞いてません。)

ラストの「オヤジさん」とのやりとりが、少しニコってできますね。

余談:マッコイさん夫婦、『メキシコに逃走』した後って、うまくいったんですかね?あの奥さん、『計算高い』ので、ちとまずいかも?ですね・・・・。まあ、捕まっても釈放してもらう為に『今度は、世界中の役人と寝る』っていいだすかもね?ですが・・・・。



ペキンパー監督です、(o`∀´o)

2006年11月10日

「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」











ドッペルゲンガー現象。実際は、脳神経の異常による視覚障害の1つ。

『見た人は、間もなく死ぬ』ってのは、脳障害ですからその「病気の進行」の為に死期が近いって事ですね。

まあ、映画的には「世にも怪奇な物語」の第2話「影を殺した男」(ドロンさんと、B・Bさん出演 監督ルイ・マル)のような格調高い作品にも、描かれてますが・・。まるで「ドッペルゲンガー」現象のような2人の話を紹介・・・。

 1人は、ジョーイ・タイ(ジョン・ローン)中国系アメリカ人。チャイニーズ・マフィアの若き『急進派』のボス。従来の慣習をやぶり、イタリアのマフィアを通さずに「麻薬取り引き」を行おうとしています。さらに「麻薬の確保」のために、カナダのアジア系マフィアと対立。ボスの首をとって「タイ」に乗り込み、現地の麻薬王と商談まとめてきます。どうも、チャイナタウンのボスだった重鎮ワン氏を殺したのも、ジョーイ・タイらしいです。もちろん慎重派の後継者ハリー・ヤンを追い落としたのは「堂々としたビジネス論」という手段でしたが・・・。(それまでにはヤンのレストランを襲って「信用失墜」をかけたり、謀略やらかしてます。)
 
 もう1人の男は、スタン・ホワイト警部(ミッキー・ローク)。ポーランド系アメリカ人。中国マフィアと結びついていた前任者に替わって、「強引な検挙」をガンガンやらかします。『ここは挙げない』って“お約束”を破って『挨拶状』とし、TVレポーターを使ってマスコミ操作!!『チャイナタウン浄化キャンペーン』をレポートさせます。微罪でも検挙したりして、あらゆる手段で「若きボス」ジョーイ・タイを追い詰めようとします。盗聴・潜入捜査なんでもござれです。そしてメインの収入源である「麻薬取り引き」を挙げようとします。




 そう、「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」(米 監督 マイケル・チミノ 脚本 オリバー・ストーン 出演ミッキー・ローク ジョン・ローン  アリアーヌ)の主人公2人。全く立場の違う2人が私には、鏡を見てる2人のように映りました。あらゆる手段をつかって自分の目的を達成させようとする『策略家』である事、また自らの手も汚す事をいとわない豪腕さ。

この作品は、中国系のTVレポーターというキャラクターをストーリーに入れ込む事で、多少ストーリー的に『中盤がだれる』展開がちと残念ですが・・・。




 この作品で初めて知ったジョン・ローンがなかなかの熱演です。ミッキーさんも『変態パンツで猫パンチ』以前のかっこいい時代ですから、「男前2人」の激突映画です。




 この作品で新たに知ったのは、1943年まで中国系の人間は、「市民権」が取れなかった事。西部の鉄道敷設とか、やったのにね。(この辺はTVシリーズ「燃えよカンフー」とかに出てるよね。)また、何千年もの間、『中国人は、警察に頼らずに解決してきた』って事。(単に警察機構が発達しなかったせいじゃないの?)また、船の製造・釣りの方法・灌漑技術などなど色んなモノを持ち込んだって作品内でいってたよ。ふ〜ん、えらいのね ( ̄- ̄;) 。

 ここで、スタン警部の一言。『アメリカは、まだ200歳だ。君らの時計を合わせろ。・・君らは他の人種と同じだ・・・。』



ラストの『1対1』の銃撃シーンはすげ〜ぞ!



2006年11月09日

「サムライ」









(^・x・^)y─┛~~~~



 アラン・ドロンの映画「サムライ」を観てたんですけど、( ̄~ ̄;) これって画像検索かけるとドロンさんの会社で売ってる香水ばっかりがヒットするんですな。

まあどっちかつうとドロンさんの魅力を売り物にしてるのみ、と言えば言えるかな?という作品ですから・・・・( ̄_ ̄|||)

まあ、私としては同監督の「仁義」が大好きなものということになるわけです。イブ・モンタンさんという超大物がいるのと、『男たちの厚い絆を描いている』ストーリーも・・・・。

「サムライ」はどちらかというと「男の生き方の美学」を『ストイックな殺し屋ジェフ』を通して描いてくれてますね。西洋的な「サムライ」の分析はこのジェフみたいなかっこよさをもってくれているのかな?とも思えて少し嬉しい部分ですが・・・・。
 この作品が「仁義」と大きく違う点は『「仁義」の絶対に仲間を裏切らないという誓い』VS『「サムライ」のドライな抹殺行』ですな。

(ストーリー)孤独な殺し屋ジェフ(ドロンさん)はナイトクラブの支配人を殺すが、ピアニストに目撃される。警察に容疑者として取り調べをうけるが、「あらかじめ用意した」アリバイや、ピアニストの偽証により、釈放される。しかし「依頼主」は『警察ににらまれたジェフ』を危険視する。目撃者であるピアニストは、かたくなに偽証するが、警察はジェフの行動を逐一、尾行して調査するのであった・・・・。ふたたび「依頼主」からの殺人依頼がくだされる。警察の尾行をマキながらジェフはナイトクラブに現れるのであった・・・・。

●「仁義」ではお互いに何も言わないけれど、「証文の無い信頼」は絶対です。これを美学と考える男たちに支持される作品が「仁義」です。

●●「サムライ」は『失敗は即、死に直結』する「黒社会」の大きな掟が描かれています。たとえそれが、「仕事が出来る」とされている殺し屋ジェフに対してでも、また警察に疑われている「仲間であるピアニスト」に対してでも、です。(黒人ピアニストは「依頼人の愛人」でもあった模様ですが・・・・)

で、徹頭徹尾ジェフは寡黙に淡々と殺人行を遂行していくのですが、唯一の「主張」は依頼主への「反逆」となります。抜き打ちがかっこ.。゚+.(゚ー゚)。+.゚ イイ!!最後の反撃といった感じでした。最後の「銃弾」なき銃撃は「自殺行」とも「依頼主への裏切り」ともいえます。
う〜ん、でもドロンさん、かっこいいですな。(^_^)

映像全体が「ブルー」・「グレー」でクールな印象です。お若い方に鑑賞して欲しいジャン・ピエール・メルビル監督作品ですな。昔は水野さんがよく放映してくれてたんですけどね。

2006年11月08日

「グロリア」








「グロリア」


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私が映画で観た中でもっとも「いかした女性」です。.。゚+.(゚ー゚)。+.゚ カコイイ!! 

ジョン・カサヴェテス監督が「奥方であるジーナ・ローランズ」を起用して「ご夫婦で、ホームシアターで鑑賞して楽しむために」作ったってことです。(伝聞です。(_ _))

●ひさびさに鑑賞したので日記として記録。人にDVD譲ってたんですけど、再び購入しました。(やるなよ!)

(ストーリー)グロリアは元裏社会の女。大物マフィアの情婦でもあった。ある日、隣のプエルトリコ人の家族がマフィアに惨殺された。父親がFBIに「所属する組織」を売ったのだ。グロリアは惨殺行の直前に幼い男の子(フィル)を託される。男のコは「組織の金の動きを示した厚いメモ」をしっかりと持たされていた。市内のマフィアを相手に「子連れでの逃走劇」を繰り広げた。武器は38口径のリボルバーと使いなれたイエローキャブ、そして「鉄火場を渡り歩いた度胸」だけだった・・・・。巧みに「キャブ」という足を使い、地下鉄という人ごみを利用しながらグロリアは追っ手をすりぬけていく。しかし、どこまでも追ってくるマフィアに対して、グロリアは逆にそのボスのところに単身乗り込んでいった。ホテルの部屋のフィルに「私がもし帰ってこなかったら・・・・」メッセージを残して・・・・

♪♪ビル・コンティの音楽の盛り上げ方もいいです。フィル君を車で抹殺しにきた4人組に「英語もしゃべれないコを殺すのかい?ええ??」ってリボルバーをひきぬいて乱射する前半の山場のシーン・・・・。もりあげる音楽♪がいいです。もちろんラストのナンバーも。

●●スナブノーズとは2インチや2・5インチのリボルバーのことです。まあ刑事さんが腰につけたりしてる、主に「護身用」の回転式拳銃。スナブノーズの使い方が、グロリアさんは長けています。38口径の抜き撃ちの速さは「プロガンマン」並みです。

相手が持ってるマグナムリボルバーを見て「マグナムが泣くよ!!」 っていう粋な台詞が好きです。

(一番気に入った台詞)

 終盤の逃走先のホテルでの会話が特に印象に残ってます。グロリア『あんたの母親になるって話、まだ断る?』フィル『なっても構わないよ・・ママ死んだし・・なってもいいよ。でもどうして、母親になりたいの?』グロリア『堅気な暮らしもいいだろ?』フィル『あんたは、僕のママで、パパで家族さ。・・そして親友だね。・・ガールフレンドでもある。』グロリア『家族がいいね』

(泣けた場面)
作品の冒頭、逃避行の最初にグロリアがフィルに「亡くなった家族に挨拶にいくのよ」と言って誰のか?わからない墓を参らせます。「お墓はあの世の入り口でつながってるんだから、誰のでもいいからお参りするんだよ・・・・」

作品最後でひとりぼっちになったフィル君がグロリアに語りかけるべく、霊園に行き、お墓に話し掛けるシーン。これが泣けます。・゚・(ノД`)・゚・。


この作品はフィル君というキャラに「小生意気」な台詞をしゃべらせている、というけっこう(^_^)とするシーンが多いのですが、このホテルでの会話が一番好きです。

 「レオン」の元の作品です。でもこっちの方が骨太といえますか。

*いろんなサイトでグロリアさんの衣装がダサいとか、品がない、とか書かれてますが、いちおうエマニエル・ウンガロの提供です。
 まあ、ウンガロって品がない商品だったってことでご容赦を・・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ